22.さすらいの旅人
作詞:越智志帆
作曲:多保孝一
枯れた街を背に 古びた地図ひらいて
どこかへまた歩き出そう
よそゆきな笑みで溢れてる世界に
心はかじかんだまま
地位や名誉や 大袈裟な愛じゃなく
小さく かすかな温もりでいい
さすらいの旅人は 地図のどこかに
誰かと心から 愛し合える明日を探してる
ふいに迷い込んだ 砂埃舞う道
夕焼けに 一つの影
頼るものもなく 心を閉ざしてたんだ
強がりは涙となった
弱さをごまかす 頑丈な盾よりも
誰かを信じる強さが欲しい
さすらいの旅の中 地図を抱きしめ
塞がった心から 光溢れる明日を祈ってる
誰もがみんな さまよい生きるのさ
道しるべのない 孤独な旅路を
さすらいの旅人は いつかどこかで
誰かと心から 愛し合えるように
すり減った靴のまま 今日を行くのさ
塞がった心から 光溢れる明日を探してる
地図のむこうへ 続いてる
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